亜衣様との出会い
「今日はよろしくお願いします亜衣様」
貴之はホテルのエントランスホールで
亜衣に出会うなり土下座して言った。
「はは、面白いね」
カラフルでオフショルダーのワンピースの女性は亜衣という女性で
化粧も派手でギャルっぽい感じだった。
容姿が整っている、というほどではないが
スタイルもよく、S的なオーラは感じられた。
掲示板に書いていたサンドバッグ、人間灰皿
という言葉も違和感を感じない、そんな雰囲気だった。
「どのへんに住んでるの?」
部屋に入ると、最初はたわいもない会話が続いた。
貴之は亜衣の目の前で正座して、従者らしく振舞っていた。
リアルの経験は実は初めてだったが
SMバーやSMクラブには何度か行ったことがあるため
そこでの経験がいきた。
今までの商売のS嬢とくらべ、リアルで奴隷募集している素人の人を比較すると
圧倒的に興奮する。
この先どうなるのかもわからないし、何をされるのかもわからない
奴隷失格となって今日で終了する可能性だってある。
貴之はこの状況を緊張しながらも楽しんでいた。
「じゃ、そろそろはじめよっか、全部脱いで」
亜衣はいよいよ動き出した。
全裸になった貴之。
「細いね、結構ハードになるけど、大丈夫?」
亜衣は淡々とそう言ったのが少し怖かった。
「じゃあ、ごあいさつ代わりに足でもなめてもらおっか」
「はい、亜衣様」
貴之は亜衣の足を両手で持ち
足先を舐め始めた。
「足の股の臭いところも全部」
「はい」
部屋にぴちゃぴちゃという音が響き渡る。
亜衣の一切動じない堂々とした態度に貴之は惹かれていた。
「うっ!」
いきなり足先で蹴飛ばされ
貴之は倒れこんだ
すると亜衣は足の裏で貴之を踏みにじり始めた
結構強引な感じで、やさしく、といった感じは一切ない。
今度は髪をつかまれて
バチン!
思いきりビンタされた
不敵に笑う亜衣。
「痛い!」
髪をつかまれたままゆっくりと振り回される。
徐々にいじめはエスカレートしていく。
根っからのサディスト
「痛いっ!!」
蹴り、ビンタ、蹴り、蹴り、ビンタ、蹴り
とじわじわといたぶられる貴之。
情けなく何度も倒れこむが
終わる気配は全くない。
「痛いの~?でもまだまだ大丈夫だよね~、頑張れるよね~?」
亜衣は興奮しているのか息荒く話しかけてくる。
「ぐう」
亜衣のストッキングを口の中にねじ込まれた。
そして貴之の股間をまさぐった。
手は冷たかった。
「ほら~、たってるじゃな~い、嬉しいんだよね?
私におもちゃにされて」
貴之は痛いのは正直あまり好きではなかったが
亜衣が楽しそうにしてくれているので
自分は奴隷として役立っている・・・と思い
ちん●を立たせていた。
ビンタ、つねる、叩く、蹴る、蹴る
髪をつかんで振り回す
何度も繰り返された。
どうやら亜衣は苦痛を与え、痛がる姿を見るのが本当に好きなようだ。
何度も床に倒れこんだ。
「立って、後ろ向いて、股開いて」
言うとおりにすると
「あぐあああ!」
股間を蹴られた。
強烈な痛みにのたうち回る。
「ははは、そんなに痛かったんだ~」
亜衣は今日の中で一番うれしそうだった。
「痛いですう、すごく痛いです・・・」
本当に激痛だったことと
何度も蹴られたくなかったので
貴之は少しオーバーにリアクションした。
しかし亜衣は気遣ってくれる様子はなかった。
「ほら、もう一回!また開いて」
「もう、股間はお許しください」
「え?もう駄目なの?」
明らかに亜衣が冷めている。
「わかりました亜衣様、亜衣様のために、もう一度、我慢します」
「そう、じゃあまた開いて」
何度か股間を蹴られると
泣きたくないのに涙が出てきた。
「苦しいです~
亜衣様~
苦しいです~」
いつの間にか自分が想像しなかったくらい
惨めな姿で許しを乞うていた。
すると
「じゃあ、少し休憩しよっか、貴之、そこで四つん這いになって」
言うとおりにすると
亜衣はベッドに腰かけながら
足を貴之の背中に置いた。
「私がこうやってタバコを吸うときは、
火をお付けしますって
すぐに来ないとダメだよ
今回は許してあげるけど」
火をつけろっていっても
さっき四つん這いになって
と命令したじゃないか
そう思ったが、奴隷は逆らってはいけない
「はい、すいませんでした亜衣様
これからは気を付けます」
四つん這いのままそう言った。
少しすると
「熱い!」
なんと亜衣が火のついたタバコを背中のぎりぎりに近づけていた。
「ううう~熱いです~亜衣様~」
しばらく耐えていたが
「熱い!!」
なんと亜衣がタバコを背中に押し付けて消したので
あまりに熱すぎて倒れこんでしまった。
「あはは、熱かった?」
(なんて人だ、これが本当のサディストなのか)
いままで商売のS女性しか見ていなかった貴之は、亜衣に出会うことで学習した。
自分の常識では考えられないが
どうやら本当に楽しそうにしている。
(初日でこの状態なら、俺は亜衣様の奴隷としてこれから
耐えられるのだろうか・・・)
貴之は不安を感じ始めていた。