最悪のゲーム
絶望的な言葉・・・
いや、場合によっては望んでいた言葉なのかもしれない
いや、どうなっても、自分は喜んでしまうのかもしれない
雄二のちん●はますますそそり立ってきていた。
由香里が考えている間も
ベンは由香里の足を舐め
紗江はベンに奉仕する。
由香里は何か思いついたようで
ベンの耳元で何かをささやいた。
そしてベンは同じように
紗江にこっそり伝えた。
何をされるのか・・・
由香里は立ち上がり、ベンと紗江のクビにつながれているリードを引いて
奥のトイレに向かった。
雄二は何も言われていないので正座したまま動くことが出来なかった。
トイレの前で3人が何か話をしている。
そしてそれぞれがトイレに入ったり出たりを繰り返していた。
まさか・・・
そう思っていると
ベンと紗江がこちらに戻ってきて近くで正座した。
「雄二、こっちに来なさい」
由香里に呼びつけられトイレに向かった。
そして由香里は恐ろしいことを言った。
「雄二、見てみなさい、ここの便器のなか、黄色くなってるでしょ?
誰かがおしっこ●たようね。
雄二、誰のおしっ●か当ててみなさい」
恐ろしいのは、この先の発言だった。
「しっかりこの便器の中のおしっ●を味って
そのあと、ベンや紗江におしっ●を飲ませてもらうのはOKだから
つまりお前が本気になれば絶対に当てられるゲームだから
もしお前が誰のおしっ●か当てられれば
お前が自分の好きな順位にしてあげる
ベンの上の身分になってベンと紗江を奴隷にしてもいいわ
ただし
もし間違ったらお前は紗江の下の最下層の身分の奴隷
私の奴隷だけでなく
ベンの奴隷としても使われ
さらに紗江の奴隷としても使われることになる
嫌だったら必死で頑張りなさい」
とんでもないゲームだった。
そう言って由香里はベンを呼びつけ四つん這いにさせて
その背中に腰かけた。
雄二がこれからどうするのかを楽しそうに見つめていた。
便器に顔を
(そんな・・・)
雄二は二度目の奴隷志願なので
ある程度ひどい目に合うことは覚悟していた。
また、期待していた、ともいえる。
しかしこれは予想外だった。
出したおしっ●を直接飲まされるのも嫌なのに
今回は便器に顔を突っ込んでそれを飲まなければいけない。
自分たちが来る前に誰が使用していたかもわからないのに・・・
しかも加えて今回はこのベンという
同姓のおしっ●の可能性もある・・・
(嫌だ、嫌すぎる・・・)
しかしここで由香里の命令に逆らうという選択肢はもちろんない。
雄二は四つん這いで便器も前に行き
便器に顔を近づけていった。
そして舌を伸ばし顔をさらに近づけ、その液体を味わった。
(うっ、臭い・・・汚い・・・)
便器の中に顔を入れているのだから
別に舐めているふりをすることもできる
しかし当てなければ自分が最下層にされてしまうかもしれない
その時のことをどれくらいひどいことになるのか
想像はできなかったが
とにかく今は当てることに集中しなければいけない気がした。
何度か舌を伸ばし舐める雄二
(なんてことだ・・・)
飲まされるだけならまだしも
自分から味を確かめなければいけないことが
本当に惨めに感じた。
繰り返すうちに
何となく味が記憶に残ったような気がした。
しかしこれからどうすればいいのか・・・
(しっかりこの便器の中のおしっ●を味って
そのあと、ベンや紗江におしっ●を飲ませてもらうのはOKだから
つまりお前が本気になれば絶対に当てられるゲームだから・・・)
雄二は由香里が言ったことを思い出した。
(ベンや紗江におしっ●を飲ませてもらわないといけないのか・・・)
振り返ると由香里がベンの上に腰かけたまま真顔で見つめていた。
紗江のおしっこならまだしも、このベンのおしっ●など
嫌に決まっている。
雄二はいっそのこと由香里に命令されたかった。
何もできずに便器の前でうろたえていると
「お前、奴隷になりたいってここに来たんだよね?
私に何か言われないと動けないの?
何度も許してあげるほど私は心広い人間じゃないよ?」
そう言って由香里は思いきりベンのお尻を叩いた。
「ほらっ、向こうに戻りなさい」
「はい、由香里様」
ベンは由香里を乗せたまま四つん這いで部屋の方へ向かった。
それにしても今の叩き方はリアルに痛そうだった。
おそらくベンは紗江に比べると体系が大きいので
由香里も容赦なく叩いているのだろう。
トイレの中で悩む雄二
今からしなければいけないこと
それは実は分かっている。
紗江とベンにおしっ●を飲ませてもらって
さっき飲んだ味と比べればいいのだ。
しかし雄二は頼りなく思いきりのない人間だった。
分かっていてもなぜか踏ん切りがつかず
時間だけが流れていく・・・
すると
目の前に紗江がいた。