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クズM男が堕ちていく話 1ページ目

裕也の性癖

とある街の繁華街を抜けたホテルで
裕也は喘ぎ声を出していた。

「ああっ、ああっ!」

茶髪でスタイルのいい女性がしゃがんで
全裸でネクタイ姿の裕也の乳首を思いきりつねった。

「ねえ~、こんなことされても嬉しいんでしょ?」

「はいい・・・嬉しいです。
みやび様にいじめられて、
興奮しています」

「ほら、四つん這い」

「はい」

四つん這いになった裕也の背中に腰かけるみやび

こんな感じで裕也はみやびの奴隷として定期的にホテルでおもちゃにされていた。

「ほら、しっかり食べなさいね」

そう言ってお菓子を裕也に向かって放り投げる。

「ああっ」

「どうしてきちんとキャッチできないの!」

みやびは裕也を鞭うった。

「ひい!申し訳ございませんでしたみやび様~」

そんなみっともない姿をみやびは腰に手を当ててスマホで撮影している。

「ほら、お前のみっともない姿を撮影されてるよ?」

「ああ、撮影は、撮影はどうかお許しください~」

裕也はしばらくおもちゃに使われた。

扉を開けると

今日もみやびとSMプレイをする予定だった。

仕事を終えた裕也は股間を膨らませながらホテル街へと進み
いつものホテルに入っていく。

いつもの通り座って待つソファーに女性が腰かけている
みやびだ
そう思った裕也は隣に腰かけて話しかけようとした

「え?!あ、すいません」

どうやらみやびと別の女性だと気づき
立ち上がってその場から離れた

しかし
そのあともう一度目の前にいる女性をみて
その人物が誰か理解した。
「か、香織?!」
なんとそこにいたのは最近少し疎遠になっていた
同じ会社の香織だった。

「昔の彼女を裏切って私と付き合った後は
今度は私を裏切ってまさか女王様の奴隷になってるなんて
信じられないわね」

「そ、それは、ち、違う!」

バシ!

「ぐうっ!」

裕也は思いきりビンタされた。

「こうやって叩かれたほうが感じる変態だったんでしょ?」

香織は明らかに怒った様子で裕也に顔を近づける。

「ち、違うんだって・・・」

裕也は困っていた・・・

そもそも裕也は香織と付き合った覚えはない。
前の彼女と別れたときに落ち込んでいたところ
香織に誘惑されて、酔った勢いもあって
その晩香織とエッチをした。
しかし裕也は香織と付き合う気はなかった。
背が高くスタイルもいいが香織の顔がタイプではなかった。
また、香織の危なっかしい性格もうわさで聞いていた。

あの日以来会社でも顔を合わせないようにしていたし
会うこともなかったのに
なぜか付き合っていたことになっている・・・

「どう責任取るつもり?
ねえ?」

「責任?」

裕也はこれはヤバい、と思った。
噂通りやばい奴だ
みやびと自分との関係がなぜかばれているし
自分のことを恨んでいる・・・
もし会社のだれかに言いふらされたら大変だ・・・

「どう責任取るのって聞いてるんだけど」

「ごふっ」

裕也は香織に膝蹴りされた。
香織の足は肉付きもよく重いダメージが裕也を苦しめ
裕也はその場に倒れこんだ。

すると香織は倒れこんだ裕也の顔をヒールの靴で踏みつけた。

「私の奴隷にでもなる?」

その瞬間裕也の中で何かが変わった気がした。
今まではノーマルな関係だったので
あまり魅力は感じなかったが
こう香織がSっぽく振舞ってくると
それが今までになくそそる感じがした。

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