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キャバ嬢が別のキャバ嬢に服従する話 5ページ目

靴下は食べ物じゃない

「ギャハハ」

お店が始まる前の休憩場所でギャル数名が笑っていた。

「マジで臭い~!ぎゃ~!!」

どうやら、昼はOLをして夜はキャバ嬢をしていた女性が
靴下がすごく臭いとみんなにからかわれていた。

今はきれいなドレス姿で、臭いとは無縁のイメージではあるが
どうやらかなり臭いらしい。

朋美は部屋の隅で目立たないようにいたつもりだったが
ついに一人のギャルが朋美に言った。

「ねえ、あんたちょっとこれ匂い嗅いでみてよ
マジで臭いから」

湿っている感じの靴下をつまんで、朋美のほうに近づけた。
「ちょ、ちょっと、やめてください」
「いいじゃん、ちょっとだけ匂い嗅いでみなよ」
「やめてください・・・」
「ほらっ、一回だけでいいから」

「無理です」

すると

「無理じゃねえよ、さっさと嗅げよ」
冷たく言い放った。
まだドレスに着替えていないそのギャルは、ノースリーブの
Tシャツを着ており、肩にタトゥーが見える。
朋美は思わず以前のボコられた思い出が重なり
別の女性だと分かりつつもその女性がより怖く感じた。

しぶしぶ匂いを嗅ぐ朋美。

「うっ!」
思わず顔をそむけた。
「アハハ!臭いでしょ?ほらこの子も臭いって言ってるよ」
そう言ったのもつかの間

「なんでお前に臭いなんて言われなきゃならないの?」
その女性は朋美の目の前に立って明らかに怒りをあらわにしている。
どうやら、普段からバカにされている朋美なんかに臭いと
言われて許せないようだ。

「なんでお前にバカにされなきゃならね~んだよ!
お前みたいなやつにそんなこと言われたくね~んだよ!」
「まあまあ、なに朋美に切れてんだよ」

今まで笑っていた友人たちも、いきなり朋美に切れだしたその女性を
あやし始めた。

「なあ?
なにお前調子乗ってんだよ!」

パン!
パンパン!

朋美は頭をはたかれ
頬をビンタされ
その後は蹴りがとんだ。

「ふざけんなよお前!」
今度はその汚い靴下を朋美の口の中に詰め込もうとしてきた。

「やめて、まめへ・・・」

瞬く間に朋美の口の中に、臭い靴下がすべて入ってしまった。

朋美が思わず口の中の汚れた靴下を吐き出そうとすると
「ほら!私をバカにした罰だよ、私の靴下を食えよ!」
と無茶苦茶言って口を押えてきた。

周りのキャバ嬢たちも
一瞬ヒヤッとしたが、今ではやり取りが滑稽なので笑っている。

関係ないのに会話もしたことがないようなキャバ嬢の
汚れた靴下を口に押し込まれた朋美は災難だ。
何度か軽く叩かれたり、軽く蹴られたりして
「口を閉じろ!」
と命令された朋美。

精神的にもいじめられっ子の典型のように
変わってしまった朋美は
言われるままに口を開けずに我慢した。
その女性の臭い靴下のにおいが、口の中で充満する。

「自分の立場分かった?
分かったなら、今からお前の唾液で汚れたその靴下
綺麗に洗ってこい!」

なんと、自分の足の汚れではなく
朋美が咥えたせいで汚れた
と言いがかりをつけられ
自らでその靴下を洗いに行く朋美。

こうして、徐々に朋美はみんなと対等ではない
下っ端、おもちゃ、いじめられっ子
などの認識を持たれるようになっていった。

うん●が食べられるか

ある日、トイレに入った朋美に
ある女性が話しかけてきた。

その女性は金髪でくるくる巻いた髪は典型的なキャバ嬢と言った感じだ。
口紅もドレスも赤くド派手な印象だが、顔立ちもはっきりとしていて
キャラにはあっていて妖艶さも感じられる。

「ねえ、あんた美奈のおしっこ10万で飲んだんだって?」

朋美は瞬間身体が熱くなるのを感じた。
怒りというか恐怖というか
全くそんなことは応じていないのに
なんてふざけた噂だろう。

「いえ、そんなことしてません」
朋美がはっきりと否定すると

「誰にも言わないから本当のこと言いなさいよ
お金に困ってるんでしょ?
この店にいても稼げないから
どうしようもないね」

「ほんとにやってません」
そう言いながら洗面所で手を洗おうとすると

「ねえ?50万欲しくない?」
耳のそばでささやいた。
「50万?どういうことですか・・・」
すると

「私のうんち食べたら、50万あげるわよ。
そのかわりきちんと私の見てる前で完食できたらね?」

何という事だ・・・
そんなことできるわけがないのに
それができるかもしれない
と思われているのだろうか?
それほどまでに自分はこのお店で卑しい存在だと思われているのだろうか。

「そんなこと、絶対できません」
いつもおどおどして話す朋美だったが
今回は怒りもあって堂々と答えた。

「出来ないの?
残念ね、せっかくのチャンスだったのに
10分もあればできるでしょ?
10分で50万って
いいと思うけど」

確かに破格の金額だ
しかしそんなことできるわけがない

(他人のうんちなんて食べられるはずがないし
見られながら食べるなんて最高の屈辱だ。
ましてやこんな生意気そうな女のうんちなんて・・・
男受けはよさそうで結構稼いでそうだけど
性格悪そうな顔してる・・・
こんな女のうんちなんて
きっと誰よりも汚くて
臭いに決まってる!
死んでも無理だわ

・・・でも

今の私に守るプライドなんてあるのかな?
今ではマユの奴隷になって召使として使われ
お店ではみんなの一番格下として
嘲笑われて過ごしている・・・

むしろ

こんなことで50万なんて
最高じゃないの?
いや
そんなはずはない。
それをすればもう人間としての一線も超えてしまう・・・)

半分冗談だが
もし食べたら・・・
と想像してしまう自分が情けないと感じた朋美。

もう一つ
少し心の変化があった。
それはこの女性へのあこがれの気持ちだった。

うんちを食べたら?、と酷いことを言ってはいるが
見かけはかなりゴージャスに見える。
顔立ちも整っていて
エッチな雰囲気や妖艶な雰囲気
肉体もきれいで
胸も大きくいろいろな考え方はあるにせよ
多くの男性を虜にするに違いない。
そして自信に満ち溢れた表情。
着ている赤いドレスもとても似合っていた。

それに比べ
自分ときたら・・・

一つずつ比べるごとに自分の魅力のなさを
嘆いてしまう。
そう考えると
このような最下層の扱いすら
当たり前のようにも感じてきた。

マユには奴隷として扱われているが

他の女性たちの奴隷にされても
それが当然ではないかと
そう思うくらい
自分との差を実感させられていた。

であればうんちを食べるくらい
些細なことなのかもしれない
それくらいが自分にはちょうどいい
扱いなのかもしれない。

朋美は完全に自分を見失っていた。

楽しくない旅行

お店のキャバ嬢の4人が旅行に行くことになった。
メンバーにはマユがいたので
必然的に朋美が奴隷としてついていくこととなる。

他のメンバーは
なんとうんちの話をしていた明日香。

元ヤンのような雰囲気のあるアリサ
化粧がかなり派手ですっぴんはかなり違って見えそうな感じだ。

朋美がマユの奴隷であることはキャバ嬢たちは今まで知らなかった。
ただ、マユに媚びている姿はずっと見られていたので
マユに逆らえない存在だというくらいの認識はされていた。

今日から数日どのように過ごせばいいのだろうか。
朋美は少し不安だった。
奴隷であることをばれたくもないし
しかし普通に過ごせば奴隷であるとすぐにばれてしまう。

しかしそんな不安はすぐにどうでもよくなる。

「お店のみんなには一応秘密にしておいて欲しいんだけど
朋美は私の奴隷なの
私の命令には絶対服従の奴隷。
一緒に住ませてあげてるって言ってたと思うけど
二人でいるときはずっと奴隷としてこき使ってたから」

集まってすぐにはっきりと暴露されてしまった。

「え?!奴隷?何それ?」
「どうりであんたに何言われてもはいはいって
言ってたのね、今全部納得いった」

運転はマユが自分で行っていた。
車の中では今までどんな風に奴隷扱いされてきたのか
などを聞かれ、隠せるはずもなく、すべて暴露していった。

そのたびに、マユだけでなく
明日香やアリサからも
より格下に見られていく感じが
はっきりと分かった。

だったら何してもいいじゃん
的な雰囲気が強くなり
そうなるとますます朋美は逆らえなくなり
弱気になる。

1時間もしないうちに
「さっさとしゃべれよ!」
朋美はアリサに頭を叩かれるようになっていった。

「ほら、さっさとジュース買って来いよ」
高速のサービスエリアに着くと
さっそくパシリに使われた。

「はい、行ってきます」
もう朋美はすっかりみんなの共有奴隷のようになっている。
朋美には逆らう気力もない。
だからできるだけ従順に、機嫌を損ねないように
今まで、マユとの暮らしの中で培った媚びる技術
でその場を取り繕っていた。

「じゃああたし達今からプール行ってくるけど
あんたどうする?」
マユは朋美に聞いた。

「え、わ、私は・・・」
ついて行ってもみんなと同じように遊べるはずがない
むしろ、みんなのおもちゃとして遊ばれるのがオチだ。
しかし断って怒られないか・・・
断ってずっと自分は留守番なのか・・・
どの選択肢も惨めなものだ。

すると
「え?っていうか行くつもりなのアンタ?
奴隷のくせに?」
アリサが怖い目つきで言った。
思わず
「いえ、すいませんでした、私は
私は留守番してます」

すると
「でもなんかめんどくさい時に雑用させたいときもあるし
一応連れて行ったら?」
今度は明日香が言う。

朋美はどちらかを怒らせてしまうので
黙ってしまった。
しかしもはや奴隷の朋美に選択肢などないのである。

「じゃあここで留守番させておいて
何かあったら呼び出そうか」

マユは朋美にではなく
明日香やアリサに確認して
3人はプールに出かけた。

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