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ペットM男の飼育日記

使えないペットだと言われても


奈緒が彼に命令した。「隅に四つん這いで伏せてて」


「……部屋の隅でですか、奈緒様」
「使えないペットだから」奈緒はさらっと言った。「呼んだら来て、また伏せて」
「……はい、奈緒様」


健は部屋の隅に四つん這いで伏せた。奈緒はソファーに座った。スマホを見た。
「健」奈緒はさらっと呼んだ。


健は四つん這いのまま奈緒のそばに来た。「……はい、奈緒様」
「戻って」奈緒はさらっと言った。


健は隅に戻った。また伏せた。
「健」また呼んだ。


また来た。「……はい、奈緒様」
「戻って」
また伏せた。


「惨め?」奈緒がさらっと言った。
「……はい、奈緒様。使えないペットと言われて惨めでした…」


「二回呼んだら二回来た」奈緒はさらっと言った。「気持ちよかった?」
「……奈緒様に呼んでいただけましたので、四つん這いでも気持ちよかったです」
「変態だね」奈緒は立ち上がった。


健は女装して四つん這いで伏せて奈緒に呼ばれるたびに来てまた伏せた深夜が毎晩になった。使えないペットと言われた。それでも体は感じていた。

友人の前で犬のしつけを練習させられるM男

奈美の部屋に、莉子と沙耶が揃った。


「今日は三人で教えてあげる」莉子が腰に手を当てた。「いつもより厳しくするから覚悟して」
健は四つん這いのまま、三人の視線を受けていた。


「まずウォームアップ。お座り、ふせ、おいで——連続でやって」


「お座り」即座に膝をつく。
「ふせ」即座に額をつける。


「おいで」四つん這いで莉子の足元まで進む。
「遅い」沙耶が横から言った。「もう一回」
また最初から。三回繰り返した。額に汗が滲む。


「次は礼儀」奈美が言った。「三人全員に挨拶して。順番に」
健は莉子の前で額を床につけた。


「莉子様、お世話になっております」
「次」
沙耶の前へ移動。また額をつける。
「沙耶様、お世話になっております」
「次」
奈美の前へ。
「奈美様、いつもありがとうございます」


三人が顔を見合わせて笑った。
「合格点はあげる」莉子が言った。「でもまだ足りない。もう一周」
健は汗が止まらなくなった。

女性上位の日常—ギャルに犬の作法を叩き込まれる午後


「今日から私が教えてあげる」


莉子が腰に手を当てて言った。奈美の部屋に呼ばれた健は、四つん這いの姿勢で床にいた。
「まず基本から。お座り」
健は膝をついて背筋を伸ばした。


「違う。もっと背筋ピンと。犬はだらしなく座らないでしょ」
やり直す。莉子は健の周りをゆっくり歩いた。


「ふせ」
床に額をつける。
「遅い。号令かけたら即座に動く。もう一回」


「お座り」
即座に膝をつく。


「ふせ」
即座に額をつける。


「おいで」
四つん這いで莉子の足元まで進む。
「よし」莉子は頷いた。

「次はお手」
健は片手を持ち上げた。莉子はそれを無造作に握り、奈美に振り返った。
「覚え早いじゃん」


奈美はソファで足を組みながら笑った。「でしょ」
「ねえ、伏せのまま待機させてみて」
「お前、ふせ。動くな」


健は床に伏せたまま、二人の笑い声を聞いていた。

ペットとしての生活が当たり前になったM男

朝六時。健は床の上で目を覚ました。
ベッドは使えない。ソファも使えない。健の定位置はリビングの隅、薄いクッションの上だった。


翠が起きてくる前に、水を飲む。健に許されているのは床置きの皿だけだった。


「おはよう」
翠が寝室から出てきた。健は即座に四つん這いになり、翠の足元に頭を下げた。
「おはようございます、翠様」


「お座り」
膝をついて背筋を伸ばす。翠は健の頭をゆっくり撫でた。
「いい子ね」


それだけで健の一日が始まった。
午前中は掃除。四つん這いで隅々まで雑巾がけ。翠は朝食を食べながら、時折健を眺めた。


昼、翠の食事の残りが床の皿に置かれた。
「食べていいわよ」
「ありがとうございます、翠様」


夜、翠はソファでスマホを眺めながら言った。
「足元で丸くなって待機」
健は翠の足元で体を丸めた。翠の手が頭に触れた。
「今日はよくできました」
その一言だけで、健は目を細めた。

エサを与えられ喜ぶM男

「おいで」
澪は指を鳴らした。白いフリルのワンピース、リボンカチューシャ、ロリータドレスに身を包んだ澪は、見た目とは裏腹に眼差しが冷たかった。


健は四つん這いで澪の足元まで進んだ。
「お座り」


膝をついて背筋を伸ばす。澪はその頭をゆっくり撫でた。
「いい子ね」


澪の部屋は甘い雰囲気だった。ピンクのカーテン、フリルのクッション、棚に並ぶ人形。その中で健だけが場違いだった。
「今日のご飯よ」


床の白い皿にエサが盛られていた。
「……ありがとうございます、澪様」
「待て」


健は動きを止めた。澪はスマホを取り出し、写真を撮った。
「よし、食べていいわよ」


健が皿に顔を近づけると、澪は満足そうに微笑んだ。
「かわいい」
その笑顔が、健には一番応えた。

首輪をつけて外を散歩させられる夕暮れ 従順なM男


「今日は散歩よ」
奈美はそう言って、黒い革の首輪を健の首に巻いた。リードはつけなかった。その代わり、健は常に奈美の半歩後ろを歩くルールがあった。


夕暮れの住宅街。人通りは少ない。それでも健の首には首輪がある。
「ペースを合わせなさい」
「はい、奈美様」


奈美はゆっくり歩いた。健はその半歩後ろを、一定の距離を保ちながらついていく。


すれ違った老夫婦が、健の首元をちらりと見た。健の顔が赤くなった。
「緊張してる?」奈美が前を向いたまま言った。
「……はい、奈美様」
「正直でよろしい」


しばらく無言で歩いた。夕焼けが街を染めていく。
奈美が立ち止まり、振り返った。
「首輪、似合ってるわよ」


健は返事ができなかった。ただ深く頭を下げた。奈美はそれを見て、小さく笑った。
「帰るわよ。ついてきなさい」

何度も繰り返される厳しいしつけ ペットM男の成長

「もう一回」
莉子の声に感情はなかった。それが一番怖かった。
健は四つん這いで床にいた。すでに二時間が経っていた。


「お座り、ふせ、おいで——連続で。十回」
「はい、莉子様」


一回目。膝をつく。額をつける。四つん這いで進む。
「二回目。遅い」
また最初から。


「三回目。ふせの手の位置が甘い」
やり直す。
「四回目。おいでの姿勢が崩れた」
また最初から。


額に汗が滲む。膝が痛い。手のひらが熱い。それでも莉子は止めなかった。
「五回目。今のは合格」
初めて合格をもらった。健の肩から少し力が抜けた。


「続けなさい。六回目」
また始まる。莉子は腕を組んだまま、一ミリも動かない。視線だけが健を追う。
九回目が終わった。


「最後。十回目。今まで一番丁寧にやりなさい」
健は深呼吸した。膝をつく。額をつける。四つん這いで進む。


莉子は長い沈黙の後、静かに言った。
「合格」
健の目に涙が滲んだ。
「泣かない」莉子は冷たく言った。「明日また来なさい。今日より厳しくするから」

ギャルに犬としての作法を丁寧に教えられる午後

「じゃあ最初から教えてあげる。ちゃんと聞いてね」
莉子はいつもより穏やかな口調だった。それが逆に怖かった。


健は四つん這いで莉子の前にいた。
「まずお座りから。号令かけたら即座に膝をついて背筋を伸ばす。やってみて」


「お座り」
健は膝をついた。
「惜しい。背筋がまだ甘い。こう」
莉子がしゃがんで、健の背中をそっと押した。姿勢を正される。
「これが正しいお座り。わかった?」
「はい、莉子様」


「次はふせ。号令かけたら額を床につける。両手は真横に。やってみて」
「ふせ」
健は床に額をつけた。莉子がしゃがんで確認する。
「手の位置が違う。もう少し横に」
手の位置を直される。


「よし。次はおいで。四つん這いで私の足元まで来る。途中で姿勢が崩れたらやり直しよ」
「おいで」
四つん這いで莉子の足元まで進む。


「上手」莉子は頷いた。「じゃあ続けて三つ連続でやってみて」
「お座り、ふせ、おいで——」
健は必死に繰り返した。莉子は一つ一つ丁寧に確認し、ずれがあれば手で直した。


一時間後。
「今日はここまで。よくできました」
莉子は健の頭をゆっくり撫でた。


「明日また続きをやるから、今日やったこと忘れないように」
「はい、莉子様。ありがとうございます」
健は深く頭を下げた。丁寧に教えられることが、怒鳴られるより何倍も応えた。

友人の前で犬のしつけを教えられるどM男

奈美の部屋に、莉子と沙耶・明日香が揃った。
「今日は三人で教えてあげる」莉子が腰に手を当てた。「いつもより厳しくするから覚悟して」


健は四つん這いのまま、三人の視線を受けていた。
「まずウォームアップ。お座り、ふせ、おいで、連続でやって」


「お座り」即座に膝をつく。
「ふせ」即座に額をつける。
「おいで」四つん這いで莉子の足元まで進む。


「遅い」沙耶が横から言った。「もう一回」
また最初から。三回繰り返した。額に汗が滲む。


「次は礼儀」奈美が言った。「四人全員に挨拶して。順番に」


健は莉子の前で額を床につけた。
「莉子様、お世話になっております」
「次」


沙耶の前へ移動。また額をつける。
「沙耶様、お世話になっております」
「次」


奈美の前へ。
「奈美様、いつもありがとうございます」明日香の前へ。
「明日香様、いつもありがとうございます」
四人が顔を見合わせて笑った。


「合格点はあげる」莉子が言った。「でもまだ足りない。もう一周」
健は息をのんだ。

主を怒らせてしまった絶対服従のM男ペット

「もう一回言ってみなさい」
澪の声は静かだった。それが最も恐ろしかった。


健は四つん這いのまま、床に視線を落とした。お皿の水をこぼしてしまった。たったそれだけのことだった。


「ごめんなさいは?」
「申し訳ございません、澪様」


「何が申し訳ないの。具体的に言いなさい」
「お水を……こぼしてしまいました」
「それだけ?」


健は頭を振った。澪はフリルのスカートをさらりと翻しながら、健の周りをゆっくり歩いた。
「あなたは私の大切なペットよ。大切なペットがドジを踏んだら、どうすればいいと思う?」


「……反省いたします」
「反省の仕方は?」


健は床に額をつけた。澪はその背中をヒールの先でそっと踏んだ。力は入れない。でも逃げられない。
「しばらくそのままでいなさい」「動いたら罰が増えるわよ」
「はい、澪様」
澪は静かに微笑んだ。その笑顔が、健には一番怖かった。

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