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女装M男の服従の日常⑧

女装M男は着せ替え人形


ゆかりは友人と過ごす時間に、翔を「着せ替え人形」として遊ぶのが定番になっていた。
「今日はこれ着てみて」


用意された変わった衣装を渡され、翔が恥ずかしそうに着替えると、ゆかりは手を叩いて喜んだ。
「かわいいー! ちょっとポーズも取ってみてよ」


指定されたポーズを翔が取ると、友人と一緒に写真を撮りながらゆかりは声を上げて笑う。
「次はこっちの服も試してみようよ」


何着も着替えさせられるたび、翔の顔はどんどん赤くなっていく。それを見るたび、ゆかりの笑顔はさらに輝きを増した。
「本当に飽きないなあ、この子見てると」
友人がその様子に苦笑いすると、ゆかりも一緒になって笑った。
「でしょ? 私の趣味に付き合ってくれる貴重な子なんだよね」


からかうような言葉とは裏腹に、ゆかりの表情には心底楽しんでいる様子が滲んでいた。友人が帰った後、ゆかりは満足げに翔の肩を叩いた。


「今日も付き合ってくれてありがとね」
その言葉に、翔の胸には安堵と満足感が広がっていった。


ロリータ衣装での反省会

「今週の記録、読み上げるね」瑠衣がタブレットを見ながら言った。
龍二はゴスロリの衣装のまま、床に膝をついて頭を下げていた。
黒のレースが床に広がっていた。


「月曜、連絡五分遅延。火曜、買い出しでリスト外のものを購入。
木曜、ご主人様と言わずに瑠衣さんと言う 一回」


龍二は黙っていた。全部事実だった。
「合ってる?」
「……はい、ご主人様」
「言い訳は」
「ないです」
「正解」


瑠衣がタブレットを置いた。
立ち上がって龍二の前に立った。見下ろした。ゴスロリの黒いレースが、瑠衣の影の中にあった。


「おしおき、三つ」
「はい」
「一つ目、今夜はその格好のまま眠ること」
「はい」


「二つ目、明日の朝食は完璧に作ること。一つでもミスしたら追加」
「はい、ご主人様」


「三つ目」
瑠衣が少し間を置いた。
「今週よく頑張ったこと、一つ言いなさい」
龍二は顔を上げた。瑠衣の表情が読めなかった。


「……毎日、定刻より早く連絡しようとしました」
「それで月曜遅れたの?」
「はい、早くしようとして逆に焦りました」
瑠衣が少し笑った。
「馬鹿ね」
「はい」
「でも理由はわかった。それは加点する」

龍二の胸に何かが広がった。
ゴスロリの衣装のまま、
床に膝をついたまま、それでも加点という言葉が胸に温かかった。

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