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女装M男の服従の日常④

ペットを自慢する飼い主


友人が遊びに来るたび、美月は決まって陽太を「今日のショー」として披露する。
「見て見てー、うちのペットの芸」


美月が指を鳴らすと、陽太は玄関からリビングまで四つん這いで移動し、口にコンビニ袋を咥えて運んでくる。友人たちが「マジウケる」と笑い声を上げると、美月自身も堪えきれずに大笑いした。


「ちょっと待って、動画撮る」
スマホを構えながら、美月は本当に楽しそうだった。陽太が恥ずかしさで顔を赤らめるほど、彼女の機嫌はどんどん良くなっていく。


「もっと情けない顔してよ、そのほうがウケるから」
からかうように言われ、陽太は消え入りそうな声で「はい……」と答える。その姿を見て友人たちが手を叩いて喜ぶと、美月は誇らしげに胸を張った。
「でしょ? うちの子、ちゃんと躾されてるから」


まるで自分のペットを自慢する飼い主のように、美月にとってこれは支配というより「推し活」に近い感覚だった。陽太が惨めであればあるほど、彼女の笑顔は輝きを増していく。


一通り披露が終わると、美月は満足げに陽太の頭を軽く叩いた。
「今日もいい芸だったよ、ポチ」

ペットとしての躾を受ける女装M男

桃花は隼を迎え入れたその日から、「ペット」としてのルールを言い渡していた。
「まず、私が『座れ』って言ったら座る。それだけは絶対だから」
指示された隼が正座すると、桃花は満足げに頷いた。


「うん、いいじゃん。じゃあ次、名前で呼んだら返事すること」
「はい……!」
呼ばれてすぐに返事をする隼を見て、桃花は小さく笑った。
「その調子。ちゃんと覚えられそうだね」


食事の時間になると、隼は皿を床に置かれ、手を使わずに食べるよう命じられた。慣れない体勢に戸惑いながらも、隼は黙って従う。
「上手上手。すぐ慣れるよ、その調子で」


からかうような言葉の中にも、桃花なりの気遣いが滲んでいた。荷物持ちや簡単な家事も、隼にとっては楽しいことになっていった。


「今日はよくできてたよ。ちゃんと言うこと聞けて偉い」
褒められるたび、隼の胸には安堵と、ある種の誇らしさが広がっていく。


夜、桃花は隼の頭を軽く撫でながら、優しく声をかけた。
「最初は大変かもしれないけど、ちゃんと二人のペースで覚えていこうね」
その言葉に、隼は静かに頷いた。厳しさの中にも思いやりのある関係が、少しずつ形作られていくのだった。


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